お茶とだんご

お茶好きカフェ店員が、毎日お茶を飲みながら語る日記です。

亡くなった人を忘れてしまう時

今週のお題「怖い話」

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誰でもいつかこの世からいなくなる。

そして、いつかはその人のことを忘れてしまう。

 

母が亡くなって、気づくと7年ほど経ちます。

私は、本当に母に頼ってばかりで居なくなったら生きていけないっ、という甘えん坊娘でした。

大好きでずっと一緒にいるものだと思っていたのに、この世から去ってしまいました。

 

そんな母のことも、7年経つと、どんな声でどんな顔をしていたのかはっきりと思い出せません。

そう気づいた時、人は居なくなるとこんなにも忘れてしまうものなのか、と怖くなりました。

 

亡くなった人を忘れることは怖いけれど、自然なことなのかもしれません。

だったら怖がるのはやめて今を全力で生きぬく、と私は心に決めています。